アマゾンのプライムビデオで、「砂の塔」とかいう、タワマンでママ友がゴタゴタするサスペンスドラマ見た(笑)

あ~、面白かった。よくできたドラマだわ。

それにしても人の揉め事って、なんで面白いんだろう?わざわざ絵空事の人の揉め事を見たいとか、おかしいよなぁ…。これも人間の本能のせいなんだろうなぁ…?と思って、

中野信子さんの『ヒトは「いじめ」をやめられない』って本読んでみた。

面白かった!

中野信子さんの本て、いつも面白いなあ…。

でもちょっと本のタイトルがね…、いつもちょっと狙いすぎ。もうちょっと普通に『ヒトはなぜ「いじめ」をやめられないのか』とかにしとけば、誰でも買いやすいし読みやすいのにねぇ…。

内容は、ちょっと衝撃的。

なんと、オキシトシンという愛情ホルモンが、いじめの元凶なのだそうだ。

「オキシトシン自体は良いものでも悪いものでもなく、仲間を作るために必要だから分泌されるのです。仲間を大切にしようという気持ちと、そのために良い仲間を作ろう、良い仲間を選別しようという気持ちは表裏であり、後者が強くなることでサンクション=いじめが発生しやすくなるのです。」

「いじめの始まりは、「間違っている人を正す」という気持ちから発生します。「おまえは間違っているだろう!」という気持ちで制裁し、「自分は正しいことをしている」と感じることで得られる快感があるのです。」

おぉうぅ…やっぱりそういうもんなのね。

それにしても、オキシトシンが犯人だなんて、びっくりだ。愛情ホルモンだもんねぇ…。

しかも、オキシトシンが、陣痛促進だの、母乳の出だのにも関わっていたとは…。HALママはHALを産むとき、陣痛が弱くて3日もかかったし、母乳も一切出なかったのだ…。

も、もしかして、HALママ、オ、オキシトシンが…す、少ない…?だ、だから、いつも傍若無人になっちゃうの…?

中野さんの本て、読むたび、ドキっとするわぁ…。

でもまあ、いじめの仕組みはよくわかった。この本、教育にかかわる人は読んだ方がいいと思うな。