どうも、基本的に人間は、生きてくのに十分な環境があれば、エネルギーを節約したくなるようにプログラムされてるようだ…。

⇒『働かないアリに意義がある』って本読んだ

9歳前の子は、基本、全身がスキャンになっててまるごと世界を取り込もうとするけど、

9歳すぎて大人になると、基本、余計なエネルギーは節約して自動運転で生きようとする…。

で、大人も子供も、生存に必要な時(扁桃体が刺激された時)には、海馬のスイッチが入って、驚くべき能力(普遍文法?とか)を発揮する。

スイッチが入ってないと、秘められた能力は発揮されない。エネルギーの節約。

で、その、スイッチの入れ方が問題なわけだけど…

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毎日ネット三昧な中学生のHALを見ていると…

ひと昔とは大違い。

ネットは基本、タブレットかスマホ。

友達とのコミュニケーションは、ライン。

ネット見るだけなら面倒くさいPCは使わないし、メールも面倒だから使わない。

画像編集ソフトや、動画編集ソフトも、どんどん簡単操作で高性能なものが出てくる。

以前より格段に、ネット社会や、もっと言えば人同士のコミュニケーションがカンタンになって、エネルギーが節約されている。

期待されたデジタルネイティブってこんなだったか…という結末(笑)

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で、中学生が発する言葉といえば…

『ヤバ!』

操る語彙が少なくなった分、削ぎ落とされて残ったのが『ヤバイ』という言葉。

『ヤバ!(かっこいいわ!)』

『ヤバ!(かわいいわ!)』

『ヤバ!(面白いわ!)』

『ヤバ!(大変だわ!)』

『ヤバ!(怖いわ!)』

『ヤバ!(こりゃ無理だわ!)』

これ…

つまり…

『スイッチ入るわ~!』という意味なんじゃないのか?

普段自動運転してエネルギーを節約して暮らすんだけど、「ヤバ!」な時にスイッチが入る。

語彙の少なさどうこうではなくて、

ものすごくシンプルに

【スイッチが入る】状態を表す言葉が、【ヤバイ】なんじゃないのかな…?

おそらく…、扁桃体が刺激されて海馬のスイッチが入る状態を示す言葉が日本語にないんだけど、この気持ちを精一杯表現するために「ヤバイ」という言葉が使われているんじゃないのか…?と。

つまり、

子供に「マジ!ヤバ!」と言わせるのを目標にしておうち英語をすすめれば、狙いを定めやすいんじゃないか…?と。

9歳以下なら、「うぉ!すごっ!」目標で(笑)

⇒『受験脳の作り方』って本読んだ https://spring.littlestar.jp/english/?p=9283

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HALママ「明日、英検な。」

HAL「マジ!ヤバ!」