HALは、小学校の時、近所の個人経営の算数塾で(笑)、英作文をみてもらっていた。

年配女性の塾長が自宅でやってる塾で、塾の卒業生の大学生たちが先生をやっている。

HALの英作文を見てくれる人がいなくて困っていると塾長に話したら、塾の卒業生のうち、帰国子女の大学生を紹介してくれて、英作文を3年ほどみてもらった。

先生が大学を卒業しちゃったんで、HALが中学生になってから、行ってなかった。

突然、塾長から電話がかかってきて、1週間ほどホームステイの受け入れをすることになったんだけど、塾長は英語がしゃべれないから、HALに通訳に来てほしい、と。

で、1週間、毎日夕方5時から9時まで、塾に通った。

やってきたのは、オーストラリアの女子高生で、HALより2才年上。

HALと気が合って、毎日楽しくゲーム三昧(笑)ほかにも何人も人が出入りして、毎晩みんなでご飯食べて、ワイワイ楽しくやっていたようだ。

昨日、大雪の中、オーストラリアの女子高生は帰って行った。

ほんとに貴重な体験をさせていただいた。

2才しか違わない女の子が、日本に来るためにバイトしてお金貯めて、1人で言葉も通じない異国へ来たことに、HALは何か感じるものがあったらしい。

HALママにはとてもホームステイを受け入れるような余裕はないんだけど、HALは人懐っこさと英語力で自分でチャンスをつかんでいく。

ありがたいなぁ…。

やっぱ…

英語が出来るって…

お得だなぁ…。

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HAL「なんかね、最後に手紙くれたんだけどね、筆記体だから読めないの…。」

HALママ「…。これ、字がナナメなだけで、筆記体じゃないよ。」

HAL「え!?あ、ほんとだ♪読めた~♪」