HALとネットフリックスで、「少林サッカー」って映画見た。
むか~し、映画館で見たことがある。
正直、グロい暴力的な表現が多い。
でも、映画が終わった途端、お客がみんな、笑いながらスタンディングオベーション。
HALママの人生の中で、映画館でスタンディングオベーションを経験したのは、この映画だけ(笑)
何がそんなに人に爽快感を与えたのか?
たぶん「未来への希望」だね。
今はどん底。ズルくて悪い奴らが成功している。だけど、未来には希望がある!!!
地を這うような生活をしている連中の眼に、炎が燃える瞬間。
その瞬間が、人の幸不幸を分けている。
あきらめて、地獄のような運命を受け入れている間は、不幸のどん底。
闘志を燃やして、自分を信じ、未来に立ち向かおうとする瞬間、人は幸福感に包まれる。そしてそれは周囲の人にも伝播する。
なるほど、ねぇ…。
荒唐無稽なウソ話でも、薄々身に覚えがあって妙な説得力があるから、スタンディングオベーションが起こったんだな…。
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有名な岸田劉生の絵画「麗子像」
本当の麗子ちゃんは、かわいい顔をした女の子だった。
だけど岸田劉生は、一度見たら忘れられない最高の美を、愛娘の麗子ちゃんに重ねたのだ。
確かに、一度見たら忘れられない(笑)
マジ!ヤバ!スイッチ系だ(笑)
岸田劉生が最高の美を見出したのは「寒山拾得」という水墨画。元祖マジ!ヤバ!スイッチ系。
寒山は、中国の寺の近所に住んでた、ビンボーな家の子。
拾得は、その寺で拾われた捨て子。
仏教思想では、寒山が文殊菩薩、拾得が普賢菩薩の化身とされている。
日本を含めたアジアでは、能力は出自とは無関係だ。
ビンボーでも捨て子でも、努力さえすれば、誰でも最高の境地に到達できると考えられている。(ここが欧米とは大違いだと思う)
現代でも少林寺は、孤児を少林寺の継承者として育成しているようだ。
⇒「こどもらに暖かい冬を」「少林寺」がチャリティーイベント―河南省登封市
http://www.recordchina.co.jp/b12381-s0-c00.html
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マジ!ヤバ!スイッチ入れて、大量インプット。
本能を呼び覚まし、最高の境地に至る。
Don’t Think, Feel!
少林イングリッシュだっ!
(何それ。HALママ、どこ行くの…?)