本屋の前を通りかかったら、セールをしていた。で、『東大理3にも受かる7つの法則―難関を乗り越える処方箋』て本が投げ売りされてたんで、まぁ…買って読んでみた。

東大附属病院のエライ先生で、若手医師の指導をしながら、若者の教育について日々苦悩しているらしい。内容はまぁ…、どっかで読んだような話が多かった(笑)お医者さんだから教育の専門じゃないもんね。

でも、おや?と思ったことが一つ。

学習曲線の話。(「学習曲線」でググってみてください)

学習の効果をグラフに書くと、右上に向かってまっすぐ斜めに上昇するんじゃなくて、ずっと低空飛行して右端でグググっっと上昇する形。

学習効果はなっかなか現れなくて、でもでも、ずっとずっと続けていれば、グググっと伸びる時がくる、という話。

これ、『受験脳の作り方』って本にも書いてあったな…

「記憶の正体は「新たな神経回路の形成」ということになります。」

神経回路(細胞?)の増え方は、倍々なので、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024…という具合。

細胞が倍々で増える…?

この話…

どっかで聞いたことがあるぞ…

あ…

ガンの話だ…。

HALママのママが昔一緒に働いてた人が、ガンを患った。手術をしてガンを除去したんだけど、体内に残った目に見えない小さな癌細胞が、検査で確認できる大きさになるまで5年かかることがあるので、手術後5年間、経過観察が必要、という話。

目に見えない1個の細胞が、倍々で増えて、5年後には目視できる大きさになる…。

なるほどねぇ…。

脳みそだって、細胞だ。

つまり、何事も、5年真剣にやれば、目に見える形になるってことね…。

大学受験まであと4年。数学脳、間に合うか!?ま、大学に受かるだけなら、目に見えるほどの数学の達人になる必要はないと思うけど…。



…。

あと4年。…次の冬季オリンピックの頃なのね。葛西選手にはがんばって欲しいわぁ…。