やっぱり…、HALは絶対音感のせいで、英語の習得が速い…のか???

HALは、知らないうちに絶対音感を身に着けていた。(完璧ではないようだ)

訓練はしてないし、両親にもないし、親戚に絶対音感がある話も聞いたことがない。

HALはヤマハの小さめのキーボードを、赤ちゃんの頃からおもちゃにして遊んでいた。


全く同じじゃないけど、こんなようなキーボード。

1~2歳の頃は、叩きまわして音を出してよく遊んでいた。

壊れてもかまわなかったので、好きに遊ばせていた。

歌が大好きだったので、時々、メロディーだけカンタンに弾いてやったりしたけど、絶対音感の訓練はしたことがない。

3歳の時、大きな電子ピアノを買ってみたけど、

習わせなかったし、弾いてやることもめったになかったし、ただ、勝手に触らせて遊ばせていた。

保育園で習った歌を、耳コピーで試行錯誤して、自分で弾こうとするので、

楽譜にドレミが書いてある鍵盤のおもちゃつきの本を買ってやり、


全く同じじゃないけど、こんなような本。

キーボードや電子ピアノの鍵盤にビニールテープを貼ってドレミを書いてやったら、

耳コピーをしたり、本を見たりしながら、ひとりで一日中遊んでいた。

どうやら…その時、絶対音感を獲得したらしい。

コトバンクによると、絶対音感は4~7歳で身に付くものらしい。

絶対音感というのは、つまるところ、音を捉えやすい、ということのようだ。

普通の人より、音程の感覚がしっかりしているので、捉えやすく、覚えやすい。

不思議に思って義妹(絶対音感もないし、英語も得意じゃないらしい)に相談すると、

HALは義妹に似て、もともと目から入る情報より、耳から入る情報の方が、記憶に残りやすい体質らしいことがわかった。

HALは単語カードで単語を覚えるのは全くダメで、50音も、アルファベットも、基本単語も、すべて、音だけで覚えた。

小学校1年生の時には、音だけで、意味も不明なまま、百人一首をすべて覚えた。(学校の宿題だった)

反対に、準2級のリスニングを80%正当していた頃でも、文字はほとんど書けず、アルファベットが鏡文字になっていたりした。

アメリカで開発された、MLAT(言語適性テスト)というものでは、下の4つが言語習得の適性とされているらしい。
https://kotobank.jp/word/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2%E5%AD%A6-1311168(コトバンクへリンク)
(i)音韻コード能力(phonemic coding ability) 外国語の音を後で記憶可能なように符号化できる能力
(ii)文法的感受性(grammatical sensitivity) 文中の文法的機能に関して推測できる能力
(iii)帰納的学習能力(inductive learning ability) 形式と意味の対応関係を認識できる能力
(iv)丸暗記能力(rote learning ability) 刺激間の連想をつくって記憶できる能力

言語習得の適性は音感だけじゃないし、絶対音感がどうしても必要ってワケじゃないけど、有利なことは確かなようだ…

のだめカンタービレで、絶対音感保持者の主人公のだめが、アニメを見るだけでフランス語を習得してしまう、というギャクっぽいシーンがあるのだけど、

案外、そんなものなのかもしれない…、と思う。

ただし、絶対音感の訓練を無理やりすることが、語学学習に有利がどうかは疑問だ。

音感であれ、英語であれ、子供本人の欲求が高くないと、良い効果は産まない…ような気がする…。

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