HALが言った。

「1級を取るために、準1級を取ったんだよ。」

まじで?何だろう、その自信…。

その分、物凄い努力するワケじゃないんだけど(笑)

HALは小学校受験の時、第一志望に落ちた。

HALママはもう力尽きて、小学校受験をあきらめかけてたんだけど、

HALは言った。

「○○小学校(今の学校)に行く。」

え~~~~、○○小学校は第一志望より問題が難しいのに…。

「下剋上受験」を読んだ時も思った。

お父さんはもう精根尽きて、大学受験に不安を感じているのに、

佳織ちゃんが言うのだ。

「大丈夫。相手との距離をつかんだ以上…これは間違いなく辿り着くよ」

子どもって、強い。

子どもってだけで、芯から強い。

若いペンギンは見果てぬ大地を求めるのだ。

あきらめ半分の親なんかより、ずっと強い。

親は愛情深く見守ってやりさえすればいいんだ。

もしかしたら…、志望校に受かるとか、いっぱい努力したとかいうことより、次の挑戦へ立ち向かっていけるモチベーションを持てるってことが、受験の成功なのかもしれない。