NHKの「阿修羅1300年の新事実」って番組見た。

奈良時代の阿修羅像に込められた想いをさぐる番組。

光明皇后が遣唐使への祈りを込めて詠んだ歌が紹介されてた。

「大船に ま梶(かじ)しじ貫き この我子を 唐国(からくに)へ遣る 斎(いは)へ神たち」

(おおきな船に、舵をたくさんつけて、この我が子を、唐へ遣わします、どうか祈ってください、神々よ)

エリート遣唐使たちは命がけで当時の先進大国、中国へ渡り、

国を内外の困難から護るため、最新の仏教経典を持ち帰ってきた。

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なんつ~か、

AIとか自動運転とかって、現代の仏教経典のような気がするな。

奈良時代の仏教における最新の教典と、

現代のIT教におけるAIや自動運転技術って、似てる気がするな。

「遠い大国でもてはやされている、明るい未来を照らしてくれるハズの、何か。」

それを求めて、若者は厳しい旅路に立ち向かって行く。

三蔵法師のように。

ニンゲンて、ネズミやサルの時代から精神構造はたいして進化してないし、

ましてや、奈良時代からやってることなんて、まったく一緒だ…。