アマゾンのプライムビデオで『プレシャス』って映画見た。
アメリカの最貧困層の女子高生の話。
最貧困のひどい環境で育ったプレシャスは、もちろん日常会話に問題はないけれど、文字がまともに読めない。
普通の高校を退学になるけれど、フリースクールで素晴らしい先生に出会い、人生を変えていく…。
…。
日本では、これほど過酷な状況に置かれる子はマレだと思う。
もちろん、ゼロではないだろうけど。
アメリカでは、よくあるケースなんだろうなぁ…。
バイリンガルのダブルリミテッドどころか、母語の読み書きがまともに出来ない…。
日本でここまでって、あんまり聞かない…。
昔、とんかつ屋で働いてた時、一度だけ、文字が読めないお客さんに会ったけど…。
アメリカの教育論とか、格差対策とか、移民の英語学習の問題って、
こういう状況をなんとかするための話であって、
アメリカの研究成果をそのまま日本にあてはめても、少しズレると思うんだよね…。
最近、アメリカの有名大学で発表された教育論を翻訳したようなのが、やたら本屋の店頭に並ぶけれど…
差し引いて読まないといけないと思うんだよねぇ…。
教育って…
実験が出来ないところがほんと、もどかしい…。
第二言語習得に関しては、移民の割合が少ない日本では、サンプル数が少なすぎて研究が進まないよね…。
今時なら、英語育児ブログとか見張って追跡してる研究者って、いるのかなあ(笑)
英語育児ブログってすごく貴重だと思うなあ。