今回の定期テスト、見事に暗記モノのプリントを大量に溜め込んで、
テスト3日前になってHALが茫然としていた…。
HALママ「あきらめるの?」
HAL「あきらめ…たく…ない…けど…」(覚えられる気はしないらしい)
HALママ「じゃ、今からキッチンタイマーで5分計るから、このプリント1枚覚えちゃって。」
HAL「え!5分て!」
HALママ「いいから、覚えて。スタート!」
あわてて覚えまくるHAL…
ピピピ!
HALママ「はい、5分。覚えた?」
HAL「覚えられないよ~!」
HALママ「じゃ、あと5分だけ。スタート!」
引き続き覚えまくるHAL…
ピピピ!
HALママ「覚えた?」
HAL「ま、まだ。あとちょっと…」
HALママ「じゃ、あと5分だけ。スタート!」
ちょっと落ち着いて覚えるHAL…
ピピピ!
HALママ「覚えた?」
HAL「覚えた!」
HALママ「じゃ、5分だけ休憩。カラオケ1曲だけ歌っていいよ。5分後、次のプリント。」
HAL「やった~!」
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この調子で、2時間ぐらいやったら…
HALは…
絶好調になった!
HAL「すごいね♪覚えられるよ♪カラオケも楽し~♪♪」
なんか、不気味なくらいの絶好調(笑)
そして…
3時間たったら…
エネルギーが切れた(笑)
なんかボンヤリするHAL…。
HAL「…お腹へった…」
そして…
お昼ご飯を食べると、また復活するHAL!
メキメキ、プリントを覚えまくるHAL!
そうして朝10時開始、午後6時終了。
あきらめかけていた大量のプリントを覚えきった。
テスト結果は…
まあ、超優秀というわけじゃないけど、あきらめかけた割りには、まずまずの成績だった。
他の子があきらめたっぽい技術家庭は、クラス3位だった(笑)
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これまでHALの学習を見守ってきて、
どうも脳はスピードの負荷をかけるとよく働くような気がしたので、
今回タイマー作戦でやってみた。
これ、当たりな気がするな。
人間てのは、たぶん…
もともとすごい能力を持っているんだけど、
能力を全開にしてしまうと、すごいエネルギーが必要になってしまうのだ。
だから、日常生活は少ないエネルギーで効率よく回せるように、
能力を制限して、ブレーキをかけた状態で生活している。
ここに、スピードの負荷をかけると、ブレーキがはずれるのだ。
スピードの負荷をかけると、ブレーキがはずれ、興奮して快感も得る。
…。
そうか…
ハムスターの回し車…
人間はハムちゃんの健康のために回し車を用意するけど、
ハムちゃんは、健康のために回し車をまわすのではなくて、楽しいから回すのだ。
YouTubeで「回し車」って検索すると、全力で回しまくって吹っ飛ぶハムスターたちが出てくる。
…。
なぜ、スピードでブレーキがはずれて能力が全開になるのか…?
…。
肉食獣に追われたときに、逃げ切るため(笑)
ランナーズ・ハイとかいって、マラソンしてる時に出る脳内麻薬があるらしいけど、
「スピード → 脳内麻薬 → 覚醒・能力全開 → 快感」
人類に許された唯一のドラッグ…
それはスピード。
…。
プリント溜めないでください。
⇒ 国語とか英語とか算数とかの土台には共通の「抽象的思考能力」があるんじゃないかと思う