どんなに頑張ってコンピューターに文法や単語の意味を入力しても、なめらかな機械翻訳は実現できてない。

一方で、膨大なデータをダラダラと入力した人工知能は小説を書き始めた。

つまり言語を習得するポイントは、文法や単語の意味を覚えるんじゃなくて、大量のフレーズをまるごと覚えていけばいいってことに、世界がようやく気付き始めた。

だから、ORTは、有効なんだ。日常生活で使うフレーズを、そのフレーズを使うシチュエーションごと、丸ごと覚えていくからだ。

ま、好みがあるから、すべての子供に有効とは言えないし、実際、HALは好きじゃなかったし、高かったから、うちは使わなかったんだけど、少なくとも中高生の教材としては効果が高いようだ。

でも、今、公立小学校の英語の教科書には、なぜだかヘナチョコ英語で書かれた「桃太郎」が掲載されている…。

「Let’s go to Onigashima! 」って…。

だいたい、センスを疑うよ。なんで西洋のお話でなく、日本の昔話なのさ…。日本の昔話の本来の味わい深さまで台無し…。

これを見たときに、おしまいだ、日本の英語教育界、何にもわかってない…って思った。

たぶん、英語教育界の偉い人たちって、ゴリゴリの文法英語を極めた努力家か、外国で何年も暮らした人たちで、おうちで英語~♪なんて想像もできないんだ…。

オンライン英会話とYouTubeで育ったおうち英語世代が東大とかに行くようになって、教育界のエラい人の質が変わるまで、日本の英語教育は変わらないね、きっと。

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英語とは関係ないんだけど、

HALが中学生になって、貧血?っぽい立ちくらみと目の下のクマが出るようになった。

HALママも中学のころからずっと、目の下のクマと立ちくらみをしていた。

だから、ず~~~っと、毎日牛乳を飲んでいた。

でも目の下のクマが消えたことはなかったし、立ちくらみはデフォルトで、体質だってあきらめてた。

でもHALまで遺伝だってあきらめたくなかったんで、

何冊も健康本を読み、どうやら牛乳が体に良くない場合があるって知って、

長年飲んでいた牛乳を止めて、小エビや海藻や切干大根や高野豆腐を味噌汁に入れるようにした。

そしたら…

30年もデフォルトだった目の下のクマが消えた!

なんてことだ…。

HALも小学校と家で毎日2杯の牛乳を飲んでたけど、止めてから立ちくらみもクマも消えた。
 
親子そろって体調は良好になった。

小学校から毎日給食で牛乳を飲むから、牛乳は体にいいって信じてたのにね。

HALもHALママも、赤ちゃんの時には完全ミルク育ちだったんで、牛乳が合わないなんて思いもしなかったよ。

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学校の先生は、国に教えられたことを疑いもなく生徒に教え込むんだけど、

国が推奨してることがすべて本当のことだなんて証拠はない。

「20歳以上の4人に1人が「本気で自殺したいと考えたことがある」と答えた」なんてニュースを読んだけど、

真面目に生きてるだけの人が、4人に1人の割合で自殺を本気で考えるだなんて、

社会や教育の方がどうかしてるとしか考えられない。

どっかに問題があるのに気づけていないんだよ。

子どもを守れるのは親だけ。

いくらでもネットや本で情報を集められる時代なんだから、

自分で解決する気概さえあれば、たいていの問題は解決できるハズなんだ。