ちょっと前、中国にパンダが返還されるニュースを見てたら、感極まって泣いてるおばちゃんが映ってて、ダンナが言った。

ダンナ「なんで泣いてるの?」

いや、人間の子はね、科学は無くても育つけど、ママの共感がなかったら育たないからだよ。

おばちゃんの共感力が強かったり、何か育てたがりなのには理由があるんだよ。

そう…

人間の子は、科学がなくても育つのよ…。

何でも現代科学で説明がつくと思っている人は、【科学教】の信者だと思う。

現代科学が万能なら、子供は親が育てるんじゃなくて施設で育てた方が立派に育つんだろうけど、そうはなってない。

まだ現代科学で説明のつかないことがたくさんあるから。

もちろん科学を片っ端から疑って陰謀論と結びつけるのはどうかと思うけど、何でも現代科学でカタがつくと思い込むのもどうかと思う。

まだ発見されてない元素もあるってのに…。

「ディープラーニング」も、HALが小さい時には眉唾だったけど、最近ではすっかり当たり前になってきた。

でもやっぱり、【人間】が言語を習得する過程が完全に解き明かされたわけじゃない。

もうちょっと人工知能の研究がすすめば明らかになるのかなぁ…?

人間の子で実験が出来ないのがやっぱり一番の壁なんだろうなぁ…。

まだ科学がなかった時代、人間は、人間を観察することでいろんな問題に対処してきた。

それが伝統的な宗教なんだろうと思う。生活の知恵なんだろうと思う。

そこにはまだ現代科学で説明が出来ないヒントが詰まっていて、「マインドフルネス」みたいに科学的に注目されるようなネタもたくさん眠っているのだよ。

「おうち英語」の成功者もみんな、子供をよく観察してどうにかしてきたんだよ。

「おうち英語」も早く科学で説明されて庶民の役に立つようになればいいけど、いつになるのやら。

今はやっぱり、今できることをするしかないんだよ。