いやまあ、ここまでやってきて、現場でいろいろ見聞きしてきて…

子供の成績なんて、親の執念の賜物よなあ…、と実感する。

親の立場から大学受験を眺めると、やっぱり思ったよりずっと、親たちが頑張ってるよなあ、と思う。

地頭問題もあると思う。

でも、

地頭って「地頭が良いからやらなくても出来る」って話じゃなくて、

どんなに地頭が良くてもやっぱりそれなりの時間数は必要なんよ。

あの膨大な参考書群をめくらなくても出来るワケじゃない。

一切努力しないで初見で東大の問題が完答できるわけじゃない。

地頭関係なく、持てる力を十分出して勉強に励むためには、安心して学べる環境が必要だと思う。

そこそこの進学校で、高校3年間、親にビクビクすることなく落ち着いてみっちり勉強できれば、ようやく地頭相当の偏差値の大学に入れるって話だと思う。

途中でサボったり、親にビクビクしていて安心して勉強できない環境だと、地頭相当の学力もつきにくいってことじゃないかと思う。

まあ地頭を超えるのは難しいよね。

地頭超えるのが不可能とも言えないけど、現役時代はとにかく時間が足りないので地頭超えるのは至難。浪人1年(約2000時間)で上がる偏差値は5程度だと思う。(英語ダケならもっと伸びるとは思う)

成績優秀な子にピアノを習ってた子が多いって話もさあ…

ピアノって普通、幼稚園や保育園から始めると思うんだけど、

あれって…、かなり…、か・な・り、つまんないのよ。普通の子供ならすぐ飽きてやめるのよ…。

幼児期から中学受験前の小学校3年生までつまんないピアノを3年以上続けてるっていうのは…

子供の才能どうこうっていうよりは、親に忍耐力があるんでは?親が凄腕なんでは?

どんなつまんない練習でも、習慣づけて、毎日子供にやらせる超絶テクニックをお持ちなんでは?

勉強を習慣づけて、子供に負担なく、18歳まで落ち着いて勉強を続けさせる…。

結局そこが成績優秀な子に育つポイントなんじゃないのかねぇ…?

子供がやらされてる感を感じないほどの、凄腕なんではないでしょうかねぇ…?

まあだから、指定校推薦いけるくらい安定してれば、大学入ってからも成績優秀に保てるでしょって、大学入試の推薦枠が増え続けるんだよねぇ。

国英2教科だけでどうにか大学に滑り込んだHALママとしては、やっぱり私立の一般入試こそ逆転のチャンスだとは思うんだけど。

私立一般入試は募集人数が減ってきてるからなぁ…。昔より格段に下剋上が難しくなってるなあ…と思う。