北海道大学の進化生物学者の先生が書いた本。

働き者のイメージのアリ。

実は7割がボーっとして働いてないんだとか!

緊急事態に備えて、ぼんやりしてるんだそうだ…。

面白い…。

やっぱり、動物ってのは、基本的にエネルギーを節約しようとするようにプログラムされてるのかねぇ…?

HALママ、中学2年の頃から、週に1回、どうしても学校へ行けなくてサボるようになって(年間欠席がギリギリ30日以下で、不登校にはならない)、

公立の中1で学年3位だった成績が、中3で30位へ、なんとか背伸びして進学した公立進学校で300位の深海魚になって、一浪して予備校通ってようやく私大文系(しかも夜間!)に進んだワケで…(笑)

なんとなく、不登校気味だった自分への劣等感とか、なんで不登校気味になっちゃった…?っていう後悔とか、一体、どうすりゃ良かったのか…?とか、長いこと、いろいろ悩んだもんだけど…

生きていくのに十分な環境なら、エネルギーを節約したくなるのが、生き物としては正しい本能だったのかもなぁ…。

働かないアリは、さぼりたくてサボってるんじゃなくて、腰の軽いアリに先を越されて、ついぼんやりしてしまうんだけど、よく働くアリが倒れたりして、いざとなると、働くんだそうだ(笑)

なんか、わかるわ~、その気持ち(笑)

あと、お馬鹿さんもいた方がいいんだそうだ(笑)

1匹のアリが、1匹では運びきれない大きなエサを見つけて、仲間を呼ぶとき、

最初のアリのフェロモンをたどってエサの場所まで、みんなで行列して行くんだけれど、

お馬鹿さんなアリが、ちゃんとフェロモンをたどれないで、ウロウロ迷子になってると、

近道を発見(!)したりするらしい(笑)

ああ…、

これ…、

英語のかたりかけも、読み聞かせも、文法の説明もしてやれないで、

テキトーにアニメ見せまくって、DSゲームやらせまくってたら、英語が出来るようになっちゃったっていう…

うちとそっくり(笑)

サボってるヤツとか、お馬鹿さんがいた方が、結果として、コロニー全体の存続可能性が高まるのだそうだ。なんか、励まされるわぁ…。

生物の世界って…、奥が深くて…、面白いわぁ…。


HALも不登校になるかな?ってちょっと思ったけど、今のところはないみたい。HALママのようにはなりたくないらしい(笑) まあ、がんばって。