受けましたよ、英検。1級。受けましたとも。いい天気だったなぁ…。

「普遍文法」て一体何~?と思ってるところに、「チョムスキーを超えて 普遍文法は存在しない」(日経サイエンス2017年5号)って記事を見つけたので、英検の保護者控室で読んだ。

「普遍文法」は、研究が進めば進むほど、整合性が取れなくなって、ちょっと暗礁に乗り上げているらしい。

で、代わって台頭してるのが、

「用法基盤モデル」というモノらしい。

「子供は文法を学ぶための普遍的な専用ツールを持って生まれてくるのではない。その代わり、万能折り畳みナイフに相当する汎用ツールを受け継いでいる。カテゴリー化や伝達意図の推測,類推など多目的に使えるツールで,子供はこれを用いて,耳にした言葉から文法カテゴリーと規則を作り上げる。」

というモノらしい…。

…。

は?

なんかよくはわかんないけど、

文法そのものを遺伝的に持ってるんじゃなくて、

物事を分類する能力と、相手の意図を読み取る能力を駆使して、文法を作り上げてるんじゃないか?

ってことらしい。

HALママはそもそも、「普遍文法」ってものが何だかわからなかったので、

あぁ…、

そ、そう…。

まあ、そうだよね。

そういうのを「普遍文法」って言うのかと思った。そういうのは「用法基盤モデル」っていうんだ。へぇ~。

って感じ。

ま、どっちにしろ、

人間には文法を自ら獲得する特殊能力は最初から備わってるってこと?

まだ、「用法基盤モデル」の研究もまだ十分には進んでいないようだ。

ネットでちらっと見かけたんだけど、さらに「事例基盤モデル」てのもあるらしく…

子育て真っ最中のママには、研究の完成なんて、待っちゃいられないやね…。

———————————-

保護者控室に、試験を終えたHALが戻ってきた。

HAL「お母さん、大変!試験中に気がついたんだけど、英語が書いてあるトレーナー着てきちゃった!」

HALママ「…。単語スペルの1つや2つカンニング出来たとしたって、英検1級に受かるわけないじゃん。」