昔、HALの学校で、2つある選抜クラスのうち、

数学クラスと英語クラスをつくったことがあった。

HALは数学できないんで、当然英語クラス。

結果として、数学クラスには英語もできる子がいるので、

数学クラスが上位、英語クラスが下位みたいな雰囲気になった。

学校は、英語得意な子を集めて英語をさらに盛り上げたかったらしいんだけど、

英語クラスは、ただ、敗北感を漂わせただけだった。

男の子はね、数学ができないと、プライドが保てないの。

日本の受験体制がそうなってるから。

特に数学勢は、教師も生徒もドヤ顔男子だから。

だから、理数苦手なおうち英語っ子男子は、

高校になると敗北感を漂わせて、ブログどころじゃなくなって、フェードアウトするんだと思う。

数学ばっかりやってると、英語の成績まで落ちて、英語まで数学男子に負けるし。

数学って、地頭・才能・個人差・素地とか言いがちだけどね、

HALの算数底上げ対策で、数学関係の本も何冊も読んだけど、

結論として、大学受験に関しては、地頭・才能はあんま関係ないよ。

大学受験の英語が所詮、準1級程度で、ネイティブ級を要求してないのと同じように、

数学も、大学受験程度なら、地頭・才能・素地がなくても越えられるよ。

普通に努力して偏差値50が取れる子なら、天才でなくても、難関大入試のレベルは越えられると思う。

大事なのは、やっぱり時間数だと思う。

体感、数学の共通テスト偏差値50は2500時間、偏差値60は4000時間必要だと思う(いつものあてずっぽう)

インターネットでアプリやら何やら、自分のレベルに合わせた勉強が出来るようになってきてるから、

小さい頃からコツコツやれば、たいていの子は偏差値60(上位16%、青学とか筑波とか)くらいは普通に行けるんだと思うな。

誰もが数学オリンピックを目指せるわけじゃないし、障害の診断をされるほどの子にはやっぱり困難だとは思うけどね。

でも、やって前に進まないことなんて、ないよ。脳みそだって筋肉だもの。筋肉は裏切らない!

おうち英語をやってて一番良かったと思えるのは

時間さえかければ、まあ、何だって出来るんじゃないの?と、HAL自身が実感できるようになったこと。

人生100年時代、時間はあるんだから、焦らずにやれば何だって出来るって。