NHKで、「シリーズ認知症革命 第2回 最後まで、その人らしく 」って番組を見た。

認知症になってもその人らしく過ごす秘訣を紹介していた。

認知症になると、脳が物理的に委縮してしまうので、記憶力や理解力が低くなるのは仕方ない…。

でも、暴力や精神的な不安定や徘徊などは防ぐことができる。

認知症の人は、自分のミスに気付けないんだけど、周囲の人の反応は理解できる。

どうして、私が笑われるのか?怒られるのか?閉じ込められるのか?わからない。そして言葉で不満を訴えることができない。それが怒りや不安や暴力や徘徊(家出)につながる。

だから、以前のようには出来ないってことを周囲の人が理解して、笑わず、怒らず、慌てさせないで、ゆっくり待ってあげれば、認知症の人も心穏やかに過ごすことができる。

大勢の認知症の人たちに一斉に同じレクリエーションをさせるのではなくて、一人一人の興味と性格と能力に応じたレクリエーションをすることで、暴力や暴言が激減するのだそうだ。

どんなに症状が重くても、人間らしい声かけをして、その言葉を肯定してあげると暴力や問題行動がなくなるのだそうだ。

一人一人の興味と性格と能力に応じたレクリエーションを通じて、あせらせることなく、尊重して、認めてあげる…、まさに子育て、おうち英語と一緒…。

人間ってほんっっっとに…認めて欲しい生き物なんだなあ…。