大晦日だってのに、大掃除もしないで、なんて日記書いてるんだ(笑)

在宅仕事もやっとひと段落したんで、前から興味があった本をスーパーの買い物ついでに買って読んでみた。

十数年経営コンサルティングをしてきた著者が、150人のお金持ちからヒアリングした内容をもとに書かれている。

うちは夫婦揃って、高校までは公立だったんで、私立の小学校なんてエンもユカリもなかった。

HALが補欠で近くの私立小学校に入った時には、一体どうなることやら?ビクビクしたもんだけど、なんとか卒業のメドもついた。

私立に入れてわかったことは…

お金持ちというのは、会社経営をしてる人か、資産を持ってる人のことで、医者や弁護士や一流企業のサラリーマンなんてのは、たいしたことがないってこと。一流企業でも医者でもサラリーマンなら、源泉徴収でガッポリ持って行かれるので、子供の教育にちょっとお金をかけるくらいが精いっぱいで、普通の生活しかできない。あと、普通のサラリーマンでも共働きは案外リッチってこと。

一般市民から見ると、偏差値の高い大学から、一流企業に入ることが成功者への切符みたいに思えるけれど、そうではない。

この本も、頭っからサラリーマンなんて相手にしていない。

「勉強ができるとお金持ちになれない、という「噂」を検証してみる」、という章まであった。

「学校の勉強ができたからといって、その人がお金持ちになれるとは限らない。実際、学歴がなくてもお金持ちになった人は多い。だがお金持ちになった人で、頭の悪い人はいない。お金持ちになるためには、どんな能力が必要なのだろうか?
―中略―
実際お金持ちになった人の多くが、既存のルールを無視したり、ルールを自分で変えたりしている。勉強やスポーツなど学校で教えられることが必ずしもお金儲けに役立たないのだとすると、理由はこのあたりにありそうである。学校の勉強がいいとか悪いとかいう話ではなく、与えられたルールを無条件で絶対視する思考回路が問題なのである。」

そ~だよね~、うんうん。

あと、そ~だよね~と思ったのは、「小金持ちになりたければ共働きは必須」という章。

そ~だよね~、うんうん。夫婦で地方公務員なら、老後までリッチに暮らせて、安心、安泰だよね。HALママの親戚にもそんな夫婦がいるよ。

この本は、読んだからといって、お金持ちになれるわけじゃないけど、これまでな~~~~んとなく、感じていたことが活字化されていて、スッキリ!した。

でもこの本には、一つだけ、欠けてる視点があると思った。

それは「教育」

子供の教育は、お金で測れない。手をかけなければお金をかけても失敗する。家庭教育のコストパフォーマンスまで含めて家計のバランスを論じるのは、男の人には無理だろうな。