『言ってはいけない 残酷すぎる真実』って本を読んだんだけど、なかなか面白かった。
反社会的人間(サイコパス)の特徴として、心拍数が低いってことが書いてあって、
ふ~~~んって思いながら、HALママの去年の人間ドックの資料を見てみたら…、
心拍数が低かった(笑)
HALママ、サイコパスかよっ(笑)
いや~、かんべんしてください、そんな大層なもんじゃないスよ(笑)
本の内容は面白かったのに、一気に信用できない感が…。
でもま、この本で一番気になったのは、
英才教育で天才に育った子供が、16歳でハーバード大の学士号を取り、大学院に進んだものの、社会に適合できなくなって、孤独でさびしい人生を歩んで早死にしたという話。
天才を育てる本は結構見かけるけど、その天才が、どういう人生を歩んだかってことはあんまり語られない。
そういうことってあるのかな~?と思い、出典元の『子育ての大誤解』って本を読みたくなった。
しかし~、『子育ての大誤解』は、新品では流通しておらず、中古はすごい高値…。
しょうがないので、珍しく図書館で借りてみた。
これ…分厚い…。
なんか読むの大変すぎるよ…。
今日は返却期限なんだけど、斜め読みしか出来なかった。
しかし、今日は午後から大雨の予報…。
雨が降り出す前に、返しに行きたい…。
で、ここにちょっとだけメモっとく。
要旨としては、子どもは、遺伝子と仲間関係で育つ生き物なんで、親や教師が与える教育なんざ、役に立たない。ただし、良い仲間を与えることは、親にも出来る。親が出来ることなんて、それぐらいなもん。
という内容(笑)
教育がムダだなんて言う教育者は、自己否定になってしまうのでめったに存在しない。
そういうこと言うだけで、面白いとは思う。
親が出来ることなんてタカが知れていて、子供の性格ウンヌンなんて、どうこう出来るもんじゃない、と断言されれば、それはそれで、ちょっと気が楽になる(笑)
そ~だよね~、教育でHALを几帳面な子にするなんて…出来る気がしない(笑)
HALの英語力も「英語が出来ることがカッコイイ」、という小学校内の雰囲気にあおられた部分は大きい。(学校がちゃんと英語指導してくれたわけではない。)
でもやっぱり…、
アメリカはあまりにも人種が多すぎて、人種間の能力格差や経済格差がありすぎて、教育に限界を感じやすいんだと思う。
日本みたいに、同一人種が多い社会では、多少の遺伝の格差なら、教育で乗り越えられるっていう感覚が強くなるんだと思う。
実際、そろばんとか、公文とか、スズキ・メソードとか、ヤマハとか、日本の教育システムはすごい。
おうち英語だって、教育熱心な親が多い日本ならではだと思う。
オンライン英会話が登場するずっと前から頑張っていた、あまたの教育熱心な親と子の試行錯誤の上に、いま、おうち英語が存在している。
さて、返してこよ。
図書館、遠いんだよね…。
この本、文庫化しないかなあ…。