HALママの身近にパチンコ依存症の人がいて、朝10時開店から夜11時閉店まで、ず~~~~っとパチンコやっててもお腹減らない!って現象をすごく不思議に思ってた…。

この本の中に、ラットの実験例が書いてあった。
レバーを押すと、快楽物質ドーパミンが与えられえるという実験。
ラットは、空腹な状態にしても、喉が渇いても、近くに発情期の異性のラットがいても、レバーに近づくと足に電気ショックという「罰」が与えられるというしくみを作っても、子供を産んだばかりの母親ラットでも子供を放置して、レバーを押し続けるらしい。ひどい例になると、24時間にわたって1時間あたり2000回のペースでレバーを押し続けるらしい。死ぬまで続けるらしい。

脳内麻薬、ドーパミン、恐るべし!!!

ドーパミンの快楽は、生存本能を超えるのね!!!

だけど、ドーパミンは、「社会的に評価されて喜びを感じるとき、友人や家族や恋人から感謝やお祝いの言葉を聞いて幸福感に包まれるとき」にも出るらしい。

人が仕事や勉強をするときの、ご褒美の本当の正体は、ドーパミンなんだね。

仕事して給料を貰う時、本当の報酬は、お金じゃなくて、ドーパミン。

「オレはやったぜ!!!」という達成感で得られるドーパミン。

だから、仕事で1000万円もらった人でも、ボランティアでタダで働いた人でも、ドーパミンで得る報酬量は同じだったりするわけだ。

オシャレなカフェで激安給料で働く人は、オシャレ欲求が満たされてドーパミンが得られれば、それで補填しちゃうわけだ。

ビンボー学者は、知的欲求や社会的評価の獲得でドーパミンを得るから、生活苦にも耐えちゃうわけだ。

ホリエモンの本を読んだときも、仕事中毒だと思った。仕事でドーパミンが出るのね…。お金も得るから2倍取りだ!

数的天才の子は、数字で遊ぶことでドーパミンが出るから、どんどん数学を極めてしまう。

楽しく勉強してると、ドーパミンが出るから、勉強中毒になって、死ぬまで勉強し続けちゃうわけだ。

魅力に乏しい東大生が多いのは、勉強依存症で勉強してるダケだから、ってのもあるのかな。

無理やり勉強させても、ドーパミン出ないから、つまんないだけで勉強中毒にはならないってことね。

無理やり勉強してても、それで一定の社会的評価が得られれば、それでドーパミンが出るから、ある程度は頑張れるってことね。社会的評価のために頑張ってる方が、勉強中毒より人間的魅力はあるかもね。

何にハマってドーパミンが出やすくなるかは、人それぞれ。

ランニングでもドーパミンが出て、「ランニング依存症」になって禁断症状が出ることもあるなんて、驚きだ。

フェイスブックのいいね!も、承認欲求が満たされてドーパミンが出るから、依存症になるんだな…。

人気タレントが人気が陰ると体調崩すのは、人気があるときにドーパミン耐性ができて、日常生活のドーパミン量じゃ足らなくなっちゃうからか?

HALママ、育児研究で若干、ドーパミン出てるかな(笑)

育児って、割と読めないところが多いから、ギャンブル依存に似てるかも(笑)