別に、10歳すぎても十分参考になる話だった。
最近はいい本なのに書名ばっかりショッキングな本が多いなあ。
著者は脳科学者。茂木健一郎よりおもしろかった。
でもちょっと難しくて、また後日ゆっくり読み返そうかな。
気になったとこだけメモ、メモ…
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脳神経細胞が持つ本能:生きたい、知りたい、仲間になりたい
脳神経細胞が集まって組織を成して生まれる本能:自己保存、統一・一貫性、自我
脳の組織が連合して働いて「考え」を生み出すしくみの基盤の本能:違いを認めて共に生きる

空間認知能は鍛えるべき
視覚的空間認知能、言語的空間認知能、運動的空間認知能、思考的空間認知能、先を読む空間認知能

好きだ、興味がある、という情報はしっかり理解でき、思考が深まり、覚えやすい
嫌いだ、興味がない、という情報は理解が浅く、思考も深まらず、記憶もしづらい

脳を鍛える10の方法
1、物事に興味を持ち、好きになる力をつける
2、人の話を感動して聞く
3、損得を抜きにして全力投球する素直な性格を育む
4、「無理」「大変」「できない」など否定的なことを言わない
5、目標に向かって一気に駆け上がる
6、「だいたいわかった」などと物事を中途半端にしない
7、重要なことは復習し、繰り返し考える
8、自分のミスや失敗を認める
9、人を尊敬する力をつける
10、”類似問題”で判断力を磨く

「いくら勉強しても頭がよくならない」には理由がある
⇒「だいたいできたから」と中途半端な状態で次の勉強に取りかかると、前に勉強したことは頭から消えていく
⇒ 授業のあと、その日勉強したことを言わせて体験記憶にすると効果的
記憶するための条件は、興味を持ち、好きになり、自分でやると決めて、無理だと思ったり大変だと考えたりせず、何度も繰り返して自分で説明できるまで完璧に理解する

早期教育で何かを人より早く覚えたからといって、それで脳が発達するわけではない
頭を使って脳を活性化させれば、脳の機能も高まるというのは誤った考え方

「ゾーンに入った」という感覚は、物理的に自分の身の回りの、手が届く空間で発生している。
子どもが勉強する場合、ゾーンに入るにはあまり広い空間は向かない。

脳が疲れてしまった場合、最も簡単かつ効果的に疲労を除去する方法は、楽しい会話をすること

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「だいたいわかった」、だと、記憶はすぐ消えちゃうのね…。
やっぱり「完璧に」ってのがミソなのね…。
ドリルや脳トレしても頭良くならないのね…。

あ、英検、47点だった。50点行かず…ちょっと残念ながら、前回より2点アップ。道のりは長い…