あぁ、政次が…

HALと毎週見てる大河ドラマ「直虎」

政次が…(泣)

HALとドラマを見てると、どのくらいHALが裏セリフを読み取れるかがわかる。

ていうか、あんまり読み取れてない。

テストでは、読解の点はちゃんと取れるのに、中学生の読み取り能力ってこんなもんなんだな…。

どの本だったか、和田秀樹氏が、女子は少女漫画を読むから国語が出来るようになるって書いてて、そんなもんかね?って思ったけど、そんなもんかもな。

やっぱり、ラノベ読みなよ、HAL…。

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ところで『努力不要論』の中に、武田信玄に敗れて滅亡した今川家の氏真が、実は京都で蹴鞠を教えたりしながら77歳まで長生きしたって書いてあった。

え?そうなん?

なんだ…

家は滅亡しても、元気でお達者だったのね…。

人の幸不幸なんてわかんないもんだ。

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ところで、タイトルを不快に思う人がいるかもしれないけど、中野信子さんの『努力不要論』は、「努力は不要だ」と言っている本ではない。タイトルは売るための釣り。

「努力には戦略が必要だ」と言っている本だ。

だから、努力しない方法を期待して買った人と、努力を美化しがちな人が、悪いレビューをつけている。

「努力には戦略が必要だ」、HALママもそう思う。

一番ヒドイと思うのは、学校で、奨学金をもらったりして期待をかけられて入学したにもかかわらず、

勉強方法がわからずに、他の生徒に追い抜かれるままにされてしまう子だ。

HALの学校でも、奨学金をもらった子が、定期テストのたびに、HALに英語の順位をたずねる。

それで一喜一憂するわけだけど、正直、中2レベルの定期テストでHALの英語力は測れない。

ダラダラしてたって、1年に80万語も英語の本を読むHALに、

ちょっとやそっとの単語の暗記で対抗できるわけがない。

だけど先生は、暗記、暗記、暗記、暗記で他の戦略を教えてくれない。

数学の指導だってヒドイ有様だ。

そもそも国公立大学入試の配点は、1に数学、2に英語だってことをキッチリ認識してる生徒はどれくらいいるだろう?少なくとも保護者会でそんな話を聞いた覚えはない。

本当に全部その子の努力不足で済ませてしまって、いいんだろうか。

誰がその子の不安を取り除いてやれるんだろう…。

まだ精神的に成長しきっていない中高生にお金でプレッシャーを与えるのが奨学金だ。

HALママの親戚にも、関西の方の進学校で奨学金をもらっていて、京大確実だと言われていたのに、受験ノイローゼみたいになってしまって大学へ行けなかった人がいる。(学歴関係ないコンピュータの仕事に就いたから結果はオーライだけど)

親戚の場合は、兄弟が多かったので、塾で戦略を教えてもらうお金がなかったのだ。

今時は、有名塾が開発した戦略抜きで受験を突破するのは、ものすごく困難だ。

『灘→東大III』だって、『下剋上受験』だって、100ます計算の陰山先生だって娘さんの大学受験の時には、有名塾が開発した戦略を利用している。

やっぱり、努力には戦略が必要、だと思う。

でも、うちは当分、塾へは行かせられない。

だから当分は、HALママが戦略を練らないといけないと思っている。

ね、政次!

私もがんばって、姫を守るよ!

それにしても…

性格的に計画的学習が苦手な子を、数学スイッチ入ってない子を、国立理系へ行かせるための戦略を、私立文系の母が練る…。

ハードル、高いわぁ…。

それに…、計画的学習が苦手な子が、大学入った後、4年で出てこられるかって問題もある…。

⇒ 「努力不要論」って本読んだ