HALは、勉強が好きではない。でも、志望校は下げられないタイプ。やらなきゃいけないとわかってるけど、やれない自分に悶絶するタイプ。
小学校受験てさ~、普通は、親が決めてやらせるもんだと思うよね。
実際、私立小学校では、親がすすめた子が多い印象だった。
うちは、HALが自分で決めた。
保育園児の時、公立と私立とどっちも見学して、自分で決めさせたら、私立行きたいって即答。
保育園のお友達は公立に行くよ、とか、公立にはでっかいプールがあるよ、とか、私立より広~い校庭と、たくさんの遊具があるよ(田舎だから)、とか言って公立誘導したけど、ダメ。
しゃーないので、受験勉強するわけだけど、
ペーパーがすんごく苦手。集団行動もすんごく苦手。
塾で他の子に「この子と一緒の授業はイヤ」とか言われるくらい、苦労した…。
親子で涙に暮れながら、受験勉強した。
本当に、もう、やめようよ、と何度も諭したけど、ダメ。
本人が、どうしても私立に行きたいと。
結局、ど~にかこ~にか、補欠で入った。
小学校受験は、とても人様におすすめ出来ない体験だった。
今も変わんないよなあ。
せっかく英語ができるんだから(というか英語だけが取り柄)、英語が有利になる大学に行けばいいのに…。
小中時代には、プログラミング講座にかこつけて、何度も私立の大学に連れてったし、
担任の先生からは、国際教養大学はどうかって言われたけど、完全無視。
数日前には、英ナビが、勝手に国際基督教大学の大学案内を送り付けてきた。
HALママは、熟読しちゃって、あぁ…、いい大学だなぁ…。少人数で、至れり尽くせりで、素敵なキャンパスライフが送れそうだし、就職だって悪くないじゃん!って思うけど…、
HALは大学案内を手に取ろうともしない。
良さそうな大学だよって勧めてみたって、完全無視。
なんとなく大学案内を捨てられないHALママ。
なんで、得意でも好きでもない理系の、しかも国公立に行きたがるんだか…。
相変わらず、悶絶しながら、定期テストで苦戦している。
ほんと、しゃーないよな、HALにはHALの人生を生きる権利があるんだからな。
それにしても、人間て、ほんと、変わんないな。
怖いくらい、小学校受験時代とおんなじ。
それがHALの個性なんだろうな。
個性なんて、本人含めて、誰にも制御できるもんじゃないんでしょう。