授業参観でHALの学校へ行った。

HALの学校では、英検の合格者の名前が壁に張り出されている。
2級に受かってから初めてだったので、合格者名簿を記念撮影した。
やれやれ~、ようやく受かったよな~。
と、シミジミして、それから、名簿をよく見直したら…

あれ?今年卒業した1つ上の学年、4級と5級を合わせて、30%もいるぞ?
HALの学校は、卒業時に全員3級取得を謳っているのに?
ちなみに準2級以上は帰国子女やプリスクール出身含めて10%ほど。

だいたい、既に卒業しちゃった学年の名前が3学年分ものこっていて、
入学希望者が見たら絶対、
「わ~!!!こんなに英検合格者がいるんだ~!!!」って
勘違いするようにしてある(笑)

6年間も毎日2コマ英語を受けてたのに卒業生の3割が3級に合格しなかったって事実…
入学希望者が読み取るのは難しいだろうな…。

この子たち、英語落第の烙印を押されて、中学以降も苦戦するだろうな…。
本当だったら、マッサラな気持ちでABCから始めたって間に合うハズなのに。
6年間も高い学費を払ってすっかり英語苦手にしちゃったなんて、親御さんもガッカリしちゃうよな…

低学年のうちは、外国人の先生と楽しく飛んだり跳ねたりしてやってた英語の授業も
6年生の今年は、真面目~な日本人の先生が、
「授業を全部英語でやると大変だから、今年は日本語でやります」
とか言って、無味乾燥な文法問題をさんざんやらされているらしい…
3割以上の生徒が3級に届いてないから中3レベルの文法をオールイングリッシュでやるのは無理なんだ…
低学年のうちは日本語がわからないフリをして子供の発話をうながしてたネイティブも、
高学年になると、流暢な日本語で「静かにしろ!」と言うらしいし(笑)
日本人の先生がメインで、ネイティブも補助についてるらしいけど、
なぜ、ネイティブが補助?
なぜ、日本人がメイン?
なぜ、文法まみれ?
小学生に英語教えるノウハウって確立されてないんだなあ…
早稲田アカデミーIBS方式が多分、今一番成果を上げてる方法だと思うんだけど、
一般に浸透するには時期尚早なんだな…

6年生になって、最近はHALも、少~し、反抗期が入って、親の前ではあんまり勉強したがらなくなった。
勉強部屋はないんだけど、親がいない時とか、隣の部屋とか、机の影とかでこっそり勉強する(笑)
英語の本を学校に持って行ったりしたら周りに「自慢?」とか言われそうで、
とても学校で英語の本を読める雰囲気じゃない。
オンライン英会話も、なんだか話題に詰まって、昔ほどは素直に楽しめない様子。

やっぱり英語習得の黄金期は、小学校の低学年だったかも。
親の言うことは素直に聞くし、
少々わからない英語のアニメでも面白ければ観るし、
英語の本を学校へ持って行っても周囲がそんなに目くじら立てないし
算数がさほど本格化しないから、英語に時間かけられるし
オンライン英会話は素直に日常の話題で楽しめるし
英語耳の臨界期のことだけじゃなくて、
幼児の素直さが残ってるうちに家で頑張れたのは、ラッキーだったかも。
低学年のとき、ママ友が「家でもやらないと3級に受からない」と教えてくれたのはラッキーだった。