たまたまつけたテレビで、宿題の外注の話をやってて、宮崎哲弥氏が、子どもの頃は読書感想文で毎年受賞していたんだけど、読書感想文にはコツがあって、大人がどういうところを評価したがるのかとか、受賞作品を読めばわかるからそのように書けばいい。でもそういうこと考えると、そもそも読書感想文のコンクールなんてど~なのか?って思うって発言してた。

なるほど~、読書感想文て、そんなもんかいね。
大学受験の小論文はコツがあるから、コツを押さえて書けばいいんだけど、読書感想文もそんなもんか…。

HALは、小学校の低学年の時、家で絵本を作るのに凝っていた。A4のコピー用紙で、いろんなお話を作っていた。親が読んでも結構面白かったから、好きにやらせていたんだけど、2年生の時の担任に「HALさんはとても作文の才能がありますよ!」って言われた。HALママ自身が国語は得意だったんで、まあ、そうかな。と思って聞いてたら「本当ですよ!お母さん!!」と念押しされた。それでも、まあ、国語がそんなに得意でも受験ではたいして得にはならないし、むしろあんまり国語ができると英語の邪魔になるんでは?とさえ思ってたから、普通に出来ればいいや、と思ってさらなる指導はしなかった。中学になって数学のメドがついたらちょっと指導するかな?と思っているけど。

小学生のうちからコツを掴んで読書感想文を書くとかってさあ、その子が分析が得意で、そういう性分ならいいけど、親がやらせるのはちょっと違うんだろうなあ…。宮崎哲弥氏は結局評論家になったから、そういう分析的個性が炸裂した結果だったと思うけど、普通は型にはまった文章ばっかり書かせるのは個性が伸びないっていうか…。やっぱりコツをつかんで文章で点数を取るっていう訓練は、大学受験対策で十分な気がするなあ。小学生には、やっぱり野性的な文章を書いて欲しいと思うなあ。一体頭ん中、ど~なっちゃってるんサ!?あははは♪っていう文章の方が面白くて、子ども時代の思い出にもなって、いいと思うけどなあ。

ちなみに、HALは毎週、英語の塾にノート1ページ分(1行おきの2ページ)、フリータイトルで作文を書いていくけど、やっぱり日本語に比べてたいして面白くもない文章ばかり書いている。まあ、母国語ほど成熟させるのは難しいことだよなあ…と思って時々眺める。