https://www.ted.com/talks/johann_hari_everything_you_think_you_know_about_addiction_is_wrong/transcript?language=ja

ブルース・アレキサンダー氏(バンクーバーの 心理学の教授)の実験について書かれていた。

「ネズミを手に入れてオリに入れ 2本の水ボトルを設置します 一つは水だけ もう一つは 水にヘロインかコカインを混ぜたもの するとネズミは ドラッグ入りの水を選ぶようになり ほぼ間違いなく 自らを死に追いやります
(中略)
「ネズミが入ってるオリには 他に何もないぞ この中ではドラッグ以外 することがない 少し環境を変えてみようか」と 教授は別のオリを作り 「ネズミの楽園」と名づけました ネズミにとって 天国のような環境です チーズや色付きボールがいっぱい トンネルもいっぱい 決定的なのは仲間もいっぱいたこと いっぱい交尾できます そこに例の水ボトル2本 ふつうの水とドラッグ入り水を設置 ここで大変興味深い事が起こりました この「ネズミの楽園」では ドラッグ入りの水は不人気だったのです ほぼ全く飲まれませんでした 衝動的に飲むネズミもゼロ 過剰摂取もゼロ 独房状態のカゴではほぼ100% 過剰摂取したのに対し ネズミが幸せに社会生活を営む オリの中では0%だったのです」

へぇぇぇぇ~。

「依存症(addiction)」の反対は 「繋がり(connection)」なのだそうだ。

問題は、麻薬の方にあるんじゃなくて、心の方にある。

認めてくれる仲間がいれば、依存症なんてならないんだ…

で、SNSやブログ村が流行る…と。

依存症のタネには、ドラッグや酒以外にも、ゲームやマラソンなんかもあるらしいし、

頭がいいとか、勉強ができることに固執する人っていうのも、依存症かもね。

「勉強だけ出来たってしょうがない」てのも、やっかみに取りがちだけど、ホントのことだよねえ。

あと、たぶん…、HALママの身近にいる依存症の人を見るところ…

幼少期に承認欲求が満たされないと、大人になって、生活が満たされても、ず~っと飢餓感が拭えないんだよ。

中野信子氏の『脳はどこまでコントロールできるか?』に、

よく子供を舐めて育てる母さんネズミの子はストレスに強い脳になるって書いてあった。

んで、よく舐めてくれる母さんネズミは、実母じゃなくて、育ての母でもいいんだってさ。

やっぱ、スキンシップかねえ?

うちのハムスター、小さい頃から一匹飼いで、かわいそうだなあ…。

でも、リアルネズミ算で増えられても、困るからなあ…。