また、何冊か算数系の本を読んだ。
今までいろいろ算数の本を読んだけど…ちょっと整理してみよう。
ええと、事実らしきものを羅列すると、こんなもんかな。

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★凡人レベル

・計算の速さは小学校の低学年が一番身に付く。

・高学年でないと抽象的な思考は難しい。

・中学から急に伸びる子がいる。

・小学生でもコツコツやれば高2レベルくらいまでは普通にいける。

・あまり教え込まないで、自分で考えさせるのが伸びるコツ。切磋琢磨も有効。

・中学までの数学は簡単で、その気になれば3年分を1~2年で出来るけど、高校の数学は難しくて数学I、Aから数学III、Cまで3年分を3年で習得するのは時間的に厳しい。

・チャート式を繰り返しやれば東大でも部分点で合格点まではなんとかなる。

・配点の関係で、国立大学入試には、数学が得意な子が圧倒的有利。2番目に有利なのが英語。

★秀才レベル

・解法を覚えまくって、超難関中学になんとか受かった子は、油断してると、高校数学を理解できない。

・超難関中学の入試問題がすんなり解ける子は、中高でたいして勉強しなくても数学は理解できる。

・数学のルールは実体験とリンクしないので、幼児でも高校程度の数学が解ける場合がある。(国語は実体験が不可欠だから幼児に高校レベルの問題は解けない。)

★天才レベル

・とても少数、生まれつきの数的才能を持つ子がいるけど、一般的に数学と、IQや遺伝は関係ない。

・先天的に数学の才能がある場合、国語が全くダメ、という子もいる。

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んんんんん~、実は数学ももしかして、時間数?

凡人の場合、抽象的な思考ができるようになるのは小学校の高学年から中学校。

で、高学年以降高校までに、数学的思考力をどれだけ鍛えるか、にかかっているのかな。

おうち英語の場合、タエさん曰く「コップに水をそそぐようにインプットする」というのが定石だけど、

数学も「コップに水をそそぐように、考え続ける」時間が重要なのかもしれない。

それで、時間数が満ちると…、脳の回路が出来上がって解けるようになる。

だから、数学的思考力を養える問題であれば、クイズじみた問題でもよし、中学入試問題でもよし、チャート式でもよし、ただただ、考え続けることが重要なのか?英語と同じで、年齢と力に応じたもので考え続ければいい。

だから、小学校の高学年から驚異的に数学が出来る子もいれば、中学から急に出来る子もいれば、高校で努力しまくって出来るようになる子もいる…。

数学的思考の経験時間数が足りない場合、テストで点を取るためには、足りない分を計算力で補わなくてはいけない。英語でいえば、インプット時間数が足りない場合は、単語や文法を集中的に覚えなくてはいけないように。インプットが足りてれば、英語を話すために文法や単語の集中学習は必要ないんだけど、テスト対策には文法の学習が必要なように。

時間はどれくらい?中学受験を例にすると、平日2時間×2年=1000時間。うん、HALの数学の進度を見てると、それくらいのような気がする。大学浪人とかして毎日3時間以上やって1年で1000時間稼いで、逆転勝利、とかあるよね。もうちょっと、少ないような気もするんだけど…。

平日30分だと、6年かかっちゃうか…。平日1時間でも4年か…。やっぱり、どっかで、夢中になって時間を稼ぐ時期が必要か…。

あれ?学校抜きで1000時間なら、英語と一緒か…?やっぱり脳の回路が一人前に育つには何であれ2000時間必要ってことか…?…ああ、そうか、数学も言語の一種なんだ。

英語はまだ、かけ流してる間、音があるからやらせてる気もするけど、数学の難問を考えてる場合は、バカみたいにボ~~~~っとした顔をしてボンヤリしてるから、学習してる感がない。そもそも「思考」は「学習」ではないしね。普通は親がそれに耐えられないね。

…、そんな感じ?我ながら、またまた豪気なあてずっぽうだね。

あ、そだ、ナルニア5巻目、終了~、明日から6巻目。
そだそだ、英検準1級の練習もしなくちゃ。
あさってだよ!あさって!本番!
まだ受かる可能性低いから、準備が後手後手。