うちは関係ないのに、中学受験について考えてみる(笑)

小学校で英語が教科化されると…英語も中学受験科目になる。

でもたぶん…、入試でゴリゴリの文法問題が出ることは少ないと思われる。なんでかっていうと、文法は、中学で習う範囲だから。

たとえば、小学校入試では、数字や文字は使わなくても出来る問題が出る。中学入試の算数には、中学数学の内容を、公式を使わないで工夫して解かせる問題が出る。

つまり、これから入学する学校で習う範囲のことを、ずばり、入試で問うことはご法度なのだ。

文法は、普通、小学校高学年以上でないと理解が出来ないし、高学年でもすべての子供に理解させるのは難しい。さらに、中学では英語専門の先生が教えるのに、小学校では英語なんてロクにできない先生が教えることになる…。たぶん…、教科化したとしても、現状の英検Jr.(旧児童英検)レベルが限界だと思われる。文法は中学で教えるしかない。

だから、中受に英語が入ってきた場合でも、入試は、ゴリゴリの文法問題ではなくて、単語が読める、幼児並みの日常会話が聞いて理解できる、という現状の英検Jr.(旧児童英検)レベルの範囲だと思われる。

で、通常の中学受験程度なら、公文でもコツコツやればクリアはできるかな。

で、実は激烈だと予想されるのは、御三家狙うようなママの意識革命 (((゚Д゚)))

今までは、英語に目をつぶって数学を優先させてた教育ママゴン(古!)たちが、英語にもカッ!!!と目を見開く。ママが本気になったら怖い。徹底的に多読多聴をさせれば、低学年でも2級に届く。

これまでは、ボチボチやってた小学生の英語は、2級なんて珍しくもない世界になる。御三家の入学者は、だいたい2級は持ってるような状況になるんじゃないかな。ちょうどHALみたいなのがいっぱいいる感じ。

そうすると、御三家の入試英語ってどんなのだろう?読みは単語までだから…、リスニングがハイレベルになるかなあ…?ドクタードリトルぐらいのハイレベルでナチュラルスピードの児童文学CDを聞かせて、内容に合う絵を選ばせる、とかそんなんかな?

こんなんだと、公文やら従来の文法中心の塾だと、対策出来ない。

今後は、小学生向けの多読多聴教室が、ボコボコ増えると思う。早稲田アカデミーでは既に多読多聴教室をやってるし。中受の塾では基本、多読多聴で行くんだろうな。

でもまあ、そういうとこに入れても、塾だけじゃ、2級には届かないから、結局はおうちでやるしかない。

あと、これまでだって、プリスクールやインターナショナルスクールで、低学年までにガッチリ英語を仕込んでから、高学年から中学受験塾に行く人たちはいた。今後はますます、プリでなんとかしようって人たちが増えるよね。

でもたぶん…学習系のプリはあんまり効果なし(笑)そういうの、プリって言うのかすらよくわかんないけど(笑)小学校の高学年にならないと、脳の発達上、文法は理解できないの…。低学年以下には無理…。御三家狙わないなら…それでもいいか…。単語くらいは読めるようになるよね。

オールイングリッシュで、ネイティブが遊んでくれるプリなら、効果あると思うけど…、挙動が外国人ぽくなってしまう可能性大(笑)じっと座って大人しく先生の言うことを聞くのが苦手になる可能性がある(笑)

つまり…、なんだかんだ言って、おうち英語が最強か(笑)

あと…御三家入学時点で2級保持ってことは…、東大入試は準1級レベルから1級レベルに格上げか…?ええと…公立から東大行くには…やっぱり…、これまで以上に、セッセとおうち英語するしかない!?うぅぅ~ん…、これまで以上に…格差は広がるのかもなぁ…。

それとも、英語はみんなペラペラで点差がつかなくなるから、入試英語は、まあ、少し難しくなるくらいで、結局、より一層、数学勝負になるのかもなあ…。

…そんな感じ?