模試の結果にグラフがついていた。

このグラフを見てわかることは、まずは、高さ。

グラフが高いということは、点が偏っているということ。

グラフが低いということは、点がバラついているということ。

国語は、点数が低い子も少ないけど、高い子も少ないのだ。

つまり、国語は努力しても、高い点を取るのが難しいということ。

数学は、点がバラついていて、全く出来ない子もいるけど、楽勝の子もいる。

努力して高い点数を狙うなら、国語よりも数学の方が点につながりやすい。

数学の点数取りたいなら、チャート式。青がダメなら、黄、黄でもダメなら、白チャート。

で、英語なんだけど…。

これ、形がヘン。

頂点の60点付近と、平均点78点に差がありすぎ。

つまり、60点程度の子が一番多いんだけど、出来る子が多すぎるので、平均点が高い方向へ引きずられている。

数学や国語のように、左右がだいたい同じような形、頂点が少しだけ左にずれるのが当たり前の形のはずなんだけど、英語はそうじゃない。

英語も本当は、60点付近を頂点にして、その頂点が少しだけ左にずれるのが、本来の形なんじゃないかな。

それが大きくズレているのはつまり…

帰国子女が大きく表の形を崩しているんだと思う。

学校英語を必死で勉強した場合に取れる点数の上限は、130点か、せいぜい140点なんじゃないかな。

学校英語のやり方で、140点~200点の点数を取ることはほとんど、不可能なんじゃないかなあ?

帰国子女は労せずして、最初から英語で60点ほど加点されている状態。

だから、帰国子女は【優秀】。

学校英語で勝負しようとする子は、はじめっから、60点ハンデがある。

そろばんや公文で育って数学がバッチリな子が、中学から必死で英語を勉強して英語で140点取っても、60点のハンデは大きい。

で、

さらに思うのは、

英語教育界のトップ層って、

【英語なんて、結局、何年か英語圏で暮らさなくては、モノにならない】と、最初からあきらめているんじゃないかなあ。

おうち英語のこと、ほんとに真面目に取り上げて欲しい。

HAL、ノー勉強で187点だったよ。

いつまでおうち英語って、無視されつづけるのかなあ。

被害者は、ハンデつけて戦わされてる子供だよなあ。

毎日、英語のドラえもんやポケモンを放送するだけで、ハンデは解消されるのにねぇ…。

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⇒ 河合塾全統高1模試(高1、8月)
https://spring.littlestar.jp/english/?p=12401

⇒ おうち英語っ子の英語の成績
https://spring.littlestar.jp/english/?p=11786

⇒ 帰国子女は優秀
https://spring.littlestar.jp/english/?p=12416

⇒ 帰国子女は優秀2
https://spring.littlestar.jp/english/?p=14503